特定非営利活動法人(NPO法人)の『抱樸』の理事長を務める奥田知志牧師。
このNPO法人抱樸は北九州のホームレスを支援することを目的として設立されました。
奥田牧師はメンタリストのDaiGoさんが差別発言をしたことでホームレスの方やその現状を奥田牧師の元で勉強したいと発言したことからも注目されています。
そんな奥村牧師がいったいどのような人物なのか、調べてまとめてみました。
そこで、今回は
- 奥田知志(牧師)の経歴wikiプロフィール
- 奥田知志(牧師)の高校や大学の学歴は?
というテーマに沿ってお届けしていきたいと思います!
それでは、早速本題に入りましょう!
奥田知志(牧師)の経歴wikiプロフィール

奥田知志(牧師)のプロフィール
名前 | 奥田知志(おくだ・ともし) |
生年月日 | 1963年7月15日 |
年齢 | 58歳(2021年8月現在) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県大津市 |
教派 | 東八幡キリスト教会(日本バプテスト連盟) |
肩書き | 認定NPO法人抱樸理事長 北九州市立大学MBA特任教授 日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師 公益財団法人共生地域創造財団代表理事 一般社団法人Colabo理事 |
座右の名 | 『無理しない、楽しない』 |
尊敬している人物 | ディートリヒ・ボンヘッファー |
奥田知志牧師は東八幡キリスト教会を教派とする牧師で、北九州市においてホームレスの人々の自立を支援に導いたNPO法人『抱樸』の理事長を務めています。
NPO法人『抱樸』は30年以上もホームレスの方達の支援を続けており、路上生活から脱して自分の足で自立するのを支援する活動を行っています。
これまで個別支援に特化した活動を行い、炊き出しから夜回り、どんなに困難にある人のことも絶対に断らない支援を行っているようです。
そして、ホームレス状態から自立された方はなんと3400人を超えるとのこと。
奥村牧師はそのほかにも社会福祉法人グリーンコープ副理事長、共生地域創造財団理事長、国の審議会等の役職も歴任。
毎日新聞社福祉顕彰など多数の表彰を受け、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」にも2度出演。
著作も多数と広範囲に活動を広げています。
⬇️奥田牧師の著書には以下のようなものがあります。
- 「もう一人にさせない」いのちのことば社
- 「助けてと言える国へ」茂木健一郎氏共著 集英社新書
- 「生活困窮者への伴走型支援」明石書店 等
奥田知志の経歴wiki
奥田知志牧師は1963年7月に滋賀県大津市に生まれ、サラリーマンの父親の家庭で育ちました。
大学1年生の時に先輩に連れられて大阪の釜ケ埼で日雇いで働いている人を支援する活動をしたことがきっかけでホームレス支援を始めました。
⬇️奥村牧師の主な経歴がこちら。
- 1990年 東八幡キリスト教会牧師として赴任
- 1990年 ホームレス支援組織「北九州越冬実行委員会」に参加のちに事務局長に就任
- 1995年 ホームレス支援組織「北九州越冬実行委員会」の代表就任
- 2000年7月 NPO法人北九州ホームレス支援機構(2014年に抱樸に改称)を設立し、理事長に就任
- 2004年9月 第34回毎日社会福祉顕彰受賞
- 2007年6月 NPO法人ホームレス支援全国ネット発足し代表に就任
- 2011年3月 菅内閣下における「一人ひとりを包摂する社会」特命チームの第4回会合にてプレゼンテーションを行う
- 2020年7月 赤坂御所へ招かれ、徳仁天皇・皇后雅子に対し新型コロナウイルス禍での生活困窮者への支援策などの説明を行った
奥田牧師は大学卒業後、東八幡キリスト教会牧師に就任します。
大学院に進学しますが、同時に大学時代からボランティアとして続けていたホームレス支援の組織『北九州越冬実行委員会』に参加します。
当初は野宿当事者へお弁当を配り、相談を聞き始めボランティアとして住まいや仕事の支援を行っていたようです。
この組織がのちに改称されるNPO法人『抱樸』であり、参加してから5年後には組織代表に就任。
10年後には支援組織がNPO法人となり、名称も「NPO法人 北九州ホームレス支援機構」に変更、奥村牧師も理事長に就任されます。
- ひとりの路上死も出さない
- ひとりでも多く、一日でも早く、路上からの脱出を
- ホームレスを生まない社会を創造する
の3つを目標に掲げ、『1日も早い解散』を宣言。
その後もホームレス支援全国ネットワークの代表に就任するなど、支援活動を広げてきました。
1日も早い解散をという目標もありましたが、昨今のコロナ禍の影響で失業者やホームレスは増え続ける傾向にあるようです。
そのため、これまでの活動を通じて気づいてきた経験と全国の支援法人との連携を生かし、今すぐ必要な支援を長期的に有効な仕組みとして届けるようにしていくとのこと。
NPO法人抱樸はYoutubeチャンネル『ほうぼくチャンネル』も開設しています。
⬇️奥田牧師のメッセージがこちら。
奥田牧師は『住まいや仕事を失う人をひとりにしない社会へ』とメッセージを寄せていました。
NPO法人抱樸は寄付をお願いしており、支援活動の協力を呼びかけています。
奥田知志の高校や大学の学歴は?
奥田知志牧師の学歴についてご紹介します。
奥田牧師の高校についての詳細はわかりませんでした。
大学は関西学歴大学神学部に入学。
神学部はキリスト教の伝道に従事すべく選ばれた者を鍛錬することを理念としている学部です。
神学研究の発展に努め伝道者の育成やキリスト教の思想および文化の理解を求めて、キリスト教神学の基礎と専門領域双方において教育を行います。
⬇️関東大学神学部の場所はこちら。
大学卒業後、関西学院大学院に進学し1988年に大学院修士課程を修了。
その後、西南学院大学神学部専攻科に入学。


1990年に卒業し、東八幡キリスト教会牧師に就任。
この頃に、ホームレス支援組織『北九州越冬実行委員会』に参加して事務局長にも就任しています。
⬇️西南学院大学の場所はこちら。
1991年に関西学院大学大学院の神学研究科博士前期課程修了。
いつ入学されたのかは分かりませんが、2003年には九州大学大学院国際比較文化研究所で博士後期課程単位取得した後に退学となっていました。
まとめ
今回は、奥田知志(牧師)の経歴wikiプロフィール|高校や大学の学歴は?というテーマでご紹介していきました!
奥田知志牧師はNPO法人『抱樸』の理事長を務め北九州のホームレスや生活困窮者の自立支援を行い、30年以上活動を行った現在はホームレスから自立した方は3400人を超えるそうです。
ほかにも、北九州市立大学MBA特任教授やホームレス支援全国ネットワークの代表などさまざまな肩書きがあります。
奥田知志牧師は関西学院大学神学部を卒業後、大学院に進学し修士課程修了。
西南学院大学神学部専攻科を卒業した後、東八幡キリスト教会牧師に就任。
関西学院大学院進学研究科で博士前期課程修了、九州大学大学院国際比較文化研究所で博士後期課程を単位取得後退学となっています。
コロナ禍の昨今、よりホームレスや生活困難者が増えると危惧している奥田牧師ですがNPO法人などを通じて『住まいや仕事を失う人をひとりにしない社会へ』と支援活動を精力的に行っています。