2021年4月29日、クルーズ船「飛鳥Ⅱ」で60代の男性が新型コロナ陽性にかかったことが明らかになりました。
去年の2月にダイヤモンドプリンセス号でクラスターが発生したことは記憶に新しいと思います。
また、出港したクルーズ内で起きたことなだけに再びクルーズ船でのクラスター発生を心配してしまう方も多いのではないでしょうか?
新型コロナ陽性者の発覚を受け、クルーズ船「飛鳥Ⅱ」は5月1日に横浜港へ寄港する予定とされています。
緊急事態宣言下でクルーズ船が出港していたことにも驚きですが、運営していた会社や社長について調査してみました。
そこで、今回は
- 飛鳥IIの運営会社はどこ?郵船クルーズの新型コロナ感染対策は?
- 新型コロナ陽性者が発覚したクルーズ船「飛鳥Ⅱ」に対してネットの反応は?
といったテーマに沿ってお届けしていきたいと思います。
それでは、早速本題に入りましょう!
飛鳥IIの運営会社はどこ?郵船クルーズの新型コロナ感染対策は?

飛鳥IIの運営会社はどこ?
飛鳥Ⅱのクルーズ船を運航している会社は「郵船クルーズ」という会社でした。
「飛鳥Ⅱ」は日本最大のクルーズ船であり、新型コロナウイルスの影響で2020年1月のグアムなどへのクルーズを最後に運航を中止していました。
長らく運航を中止していましたが、感染防止策の審査を受け2020年10月から運航を再開したといいます。
今回、緊急事態宣言下でのクルーズ内で新型コロナ感染者発生により神戸市から運航自粛要請が出され他ため神戸港から発着する5月12日〜16日のクルーズの運航予定が中止になったと公表。
郵船クルーズの社長・坂本深さんはテレビ局の取材に対して謝罪のコメントを出しました。
⬇️坂本深社長の顔画像

同社の坂本深(ふかし)社長は取材に、「このような形でクルーズが休止となり、楽しみにしていた方には大変申し訳ない」と陳謝した。
引用:Yahoo!ニュース
今後のクルーズについては、状況をみて変更していくようです。
郵船クルーズの新型コロナ感染対策は?
郵船クルーズの新型コロナ感染症対策はどのようなものだったのでしょうか?
- 乗客の定員数を半数の400人程度する
- 乗客には乗船前のPCR検査を義務付ける
- 食事の席を指定する
- 抗菌、抗ウイルスフィルターを備えた空調システムで常に空気の入れ替えを行う
- 徹底した清掃・消毒
といった対策の上、常組員やスタッフ一人一人が感染対策についてトレーニングを重ねていたといいます。
⬇️クルーズ船「飛鳥Ⅱ」の感染対策についての案内動画
検温やマスク、保護シールド、消毒といった基本的な対策はしっかりされているように見えますね。
船内のレストランやイベント会場の感染対策も厳しく行われていたようで、スタッフは感染対策マニュアルも作成し船内で感染者が出た時の対応も訓練していたようです。
航海中に感染者が出たという想定で、感染者を他の乗客と別のルートで下船させる手順などを行っていたとのこと。
今回の新型コロナ陽性者発覚でも船内がクラスターとならないように対策できていることを願いたいところですね。
乗船当日のPCR再検査で新型コロナ陽性と判明
クルーズ船「飛鳥Ⅱ」では、新型コロナウイルス感染症対策としてあらかじめ1週間前に乗船客にPCR検査を実施していましたが、事前のPCR検査では陰性だったようです。
その後、昨今の感染状況を考慮して乗船当日にもPCR検査を実施したところ、再検査で陽性と判明したとのこと。
乗船時に検体採取し、出発してから結果が判明となったのですでに出港した状態となっていたようです。
陽性と判明した男性が出港翌日の4月30日にわかりましたが、男性と濃厚接触した人物は男性の妻1人のみと言われています。
男性と妻はそれぞれ別々の隔離専用室で待機し、クルーズを中止して横浜港へ帰港することになりました。
飛鳥Ⅱのクルーズ船は5月1日に横浜港に帰港し、下船した乗客はバスやタクシーを使ってそれぞれ帰宅して行ったようですね。
新型コロナ陽性者が発覚したクルーズ船「飛鳥Ⅱ」に対してネットの反応は?
まとめ
今回は、飛鳥IIの運営会社はどこ?郵船クルーズの坂本深社長の経歴は?というテーマでご紹介していきました!
飛鳥Ⅱの運営会社は「郵船クルーズ」という会社でしたね。
新型コロナの影響で会社の経営が厳しいというのもあったのでしょうが、緊急事態宣言下で出港後に新型コロナ発覚というのは残念でしたね。
世間的にダイヤモンドプリンセス号でのクラスター発生の記憶が新しいだけにクルーズ船でのコロナ感染は心配になってしまう声が多いのも分かる気がします。
今後の郵船グループの対応にも注目ですね。